2017年 07月 26日(水)

【コラム:第4回】大人になって熱中した学び方

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※当記事は、静岡新聞 夕刊「窓辺」(2017年7月24日)に掲載されたコラムです。
(静岡新聞許諾のもと紹介しております)
機会をいただきました静岡新聞様、ありがとうございます。
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某経営大学院の授業を受けています。
 
そこで、「こんな学び方があったとは」と驚き、引き込まれました。
 
 
 
それは先生が一方的に教える講義形式ではなく、学生同士が議論するディスカッション形式。先生は絶妙な進行役で、最後にテーマの構造や理論をまとめます。題材は実際のビジネス事例で、事前に予習(これが大変)が必要です。
 
 
 経験にない事例でも想像し、つたない意見をまとめ、発言してみる。
 
 違う視点の意見に新たな気付きを得る。
 
 正解できなくても、議論のプロセスから得られるすべてが実践で使える。
 
 
勉強に「わくわく楽しい」と感じたのは初めてでした。
 
 
 
 
思えば、私のこれまでの学びは受け身と丸暗記。
 
学生時代は教えられることをそのまま聞き、社会人になってからは資格試験を丸暗記で乗り切ってきました。
 
38歳の今、人生で今が一番主体的に学べていると思います。
 
 
 
私もセミナー講師をする機会がありますが、参加者の価値観は多様。置かれている状況も違います。
 
そんな状況で、講師の一方的な考えや経験を聞かせるだけでは、何か違うような気がしていました。
 
「良い話を聞いた」では何も変わらない。
 
その後、行動に移せるか、実践できるかが、参加者の本当の関心だと思うのです。
 
聞いたことを自分に引き寄せて考え、納得できるよう解釈しないと、頭に残らないし、実生活では使えない。
 
学びの過程で手や口を動かせば、セミナー後に行動するための実践演習ができます。
 
学び手としても、教え手としても、まだまだ工夫の余地があるようです。(了)
 

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